ScramBlue

煩雑な青と、それにまつわる何か。
 
ScramBlue

照れるじゃないか。

第一志望の高校受験が3日後に迫る中のウィークエンド。

最近はわしにしては珍しく、可能な限り車で迎えに行っている。

帰ってきたムスメは、いつも通りゲラゲラ笑いながら、中学校生活の集大成とも言える日常を披露してくれる。いつも通り自分もゲラゲラ笑い、ゆっくり車を走らせる。ラジオのオンガクをBGMに何気ないお喋りをするのが、目下のところ癒やし時間になってきた。

こういう時間を持ったのは初めてかもしれないなあ・・・

そんなことを考えながら、車を自宅の駐車場に駐め、エンジンを切ったところで、ムスメはこちらを見つめ、しみじみとこう切り出した。

「遂にお迎えはあと1回になりました。よろしくお願いします」

こっちの顔をじいっと見つめられて、年甲斐も無く狼狽える。

「アッハイ」

まあ、なんだ。

改めて言われて、ついはぐらかしてしまったよ。

もちつけ!と自分で言ってやりたい時に。

どうしようもなく心が乱れてうまく自分をコントロールできない時がある。

情緒不安定はもう日常茶飯事なので、コントロールできない時しかないのが切ないわし。

 

音楽を聴いても、本を読んでも、高ぶった感情を逆撫でるような時に頼るのが、

「RAINY MOOD」というサイトだ。

まあ、ただただ雨音が鳴り響くだけのサイトなんだけど、その効果はばつ牛ン。

余計なノイズとかが入らないように、ただ嵐を待って、雨音を録音し続けている見知らぬ誰かのことを考えながら、ヘッドホンをして自分もその豪雨の中に入っていくのだ。

実は雷はちょっと苦手なんだけどまあここでは(゚ε゚)キニシナイ!!

スマホのアプリもあるけど、ブラウザで開いた時が一番ずぶ濡れになれる気がして、いつもそうしている。

 

このサイトには「Today’s music」のリンクがあって、それをクリックすると、雨音にマッチしたYouTubeの動画を一緒に再生してくれる。雨音にすっかり癒やされた頃合いでクリックするのが堀内流。

今日はRadioheadの「Fake Plastic Trees」だった。いつも感心するくらい、センスのいい選曲だと思う。音楽音痴な私でも、これで知った海外のアーティストどんだけいるんだろう・・・

曲が止まると、また雨音だけの状態に戻って、十二分に自分の頭を濡らす(冷やす)ことができるので、

ここでめっさひっそりとオススメしておきます。

「相思相愛」

「相思相愛」

 

男女がお互いに恋して、愛し合っていること。

“They are lovers.”

ムスメ、高校生になりかけている。

義務教育最終学期を迎えた彼女は、目下の所勉学に勤しんでいる。

タイトルは言葉遊びのようになってしまったが、「私立高校の入試」が先日無事終了した。

合格発表はまだちょっと先なので、今はドキドキが止まらないという心境だ。

 

あーあこがれのーじょしこうせいのおやにーなれるかなーなりたいなーぜt・・・おっと、

何故かポ〇モンのop曲をブツブツ口ずさむ不審なBBAを見かけたら、それはわしです(・∀・)

 

都道府県によっても、家庭環境や親子の意思云々でも異なるだろうけれど、

堀内家(仮称)が住んでいる地域では「公立高校が第一志望、私立高校は所謂滑り止め」という感覚だと思う。公立の入試は3月なので、まさに気が抜けない今ジャスナウなのだ。

 

ムスメは元々コツコツ自学に励む方で、詰め込みで徹夜するとか、ラストスパートみたいなエンジンのかけ方はしないので、本命直前となった今でも、割とマイペースに生活している。見ている親の方がガチで緊張しちゃっている現状・・・我ながら器の小さい母でスマヌ。

 

最近は、「自分が受験の時、どうだったかな」という回想ばかりするようになった。

そして、その時両親にどんな思いをさせていたのかとかも。

この妄想はなかなか尽きなくて、ちょっとは傷みを思い出したり、

総じて割と幸せな心持ちにもなる。

 

みんなはどうやって大人になりましたか。

そんでもって、どんな子供ですか。

「柔能制剛」

「柔能制剛」

柔軟性に富んだ者は、硬直した剛の者より強いということ。

「柔能く、剛を制す」と読み下す。

“Soft methods often get the better of brute force.”